今密かに出版界を賑わしている日記小説がある。
日本ではあまりなじみが無いが、欧米では自伝や自分の日記を校正し、日記小説のような形式で書籍化したりというのが一つのカルチャーとして人気を持っている。
一攫千金を目指したビジネスマンの日記や、不思議な体験をした人物の日記がベストセラーに並ぶ事も少なくないが、今注目を得ているのは「失踪した少女」の日記であるこの"Cathy's Book"だ。
この本には"Cathy"が失踪したボーイフレンドの事等が書いてある。
何故彼は失踪してしまったのか、彼はどこへ行ってしまったのか。
ところがそれを調査していた"Cathy"自身も、この日記といくつかの調査資料だけを残して失踪してしまったのだ。
一体彼女等に何が起こっているのだろうか?
我々は日記に隠された幾つかの謎と、彼女の残した資料(破かれた写真、宅配便の伝票等が本に同封されている)を元にその真実を知らなくてはいけない。
なお"Cathy's Book"の続編に当たる"Cathys Key"は日本語翻訳の検討もされているそうだ。
作中には所々アジア人の存在もあり、もしかすると今後日本に隠されている何かへ繋がる謎が隠されている事があるかもしれない。